はじめに。

このブログは決して読んで合格するような大それた内容ではございません。

ただ僕の勉強をここで日々ブログにしたらいいかなという他者に申し訳ない

緩い考えのブログですが、内容はちょっと(かなり?)コアですが、同じく

高度情報処理を勉強しようと思う方であればきっと中には楽しんでくれるかも。

少なくてもお堅いイメージの内容を面白おかしく印象的な解き方を手法とでき

ないかの研究も交えてなので、僕的には結構楽しんでます♪

注: 問題文を見ないと、何のことかわからないと思うのが欠点ブログとなっています(苦笑)。

なので、お手数ですが以下のサイトで対象年度の問題・解答などをダウンロードして頂ければと

思います。

過去問題(問題冊子・配点割合・解答例・採点講評) など

↑ PMは春期試験です。



H25・PM・午後1試験ストーリー 問3・本論3

本文は、プロジェクトマネージャ午後1試験の過去問を基に

ストーリーっぽくしてみたので、内容は多少脚色しています(笑)。

なるべく問題に影響のない範囲で楽しく記録できればと思います。

また問題文だけでなく解答の内容もストーリーに含まれています。

どの部分とかは特に明記しないので実際の回答を見て頂ければと思います(笑)。

 このストーリから午後1試験問題の内容が理解でき、問題の意図やモジュールとしてのパーツなどとしても午後2で活用できたら凄いかもです(苦笑)。

凄いかどうか不明ですが(苦笑)別ブログで試みてますので、

よろしければ(笑)

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 ■システム開発プロジェクトの企業合併に伴う計画変更ストーリー(って長い(笑))

本論3:新プロジェクトの開発スケジュールの検討

<前回の続き>

お願い!

本章は、問題文中にある図1と図2の各プロジェクトのスケジュール表を比較しながら

見て頂くと良いと思いますが、面倒でしたら頭で想像願います(苦笑)

僕は、A社プロジェクトのスケジュール を参考にしながら、簡単にリスケのための線引きを行ってみた。リスケの重要な観点は、M社が合併した事により、特に前回と異なる点は何なのかを考慮すべきだなぁと思った。

以下は前回のA社プロジェクトの開発スケジュール項目である。

①V社のERP導入と、追加開発

②データ移行

③運用テスト

の3点である。

この中でM社合併により影響のある作業、および追加すべき項目を考える事にした。

まず、①についてであるが、確かにA社プロジェクトに比べて新プロジェクトの全体工数が増大するが、(M社として)全面的にA社の業務プロセスを新システムの業務プロセスに統一するのであれば、M社から①の最終工程である総合テストまでは、新たに要件の変更が出ないため、まぁここについてはすけじゅーるはこのままで良いかなと思った。

次に、②であるが、M社の人にも本スケジュールは目に触れるので、表現を単なる”データ”ではなく、A社データ移行とした方がよさそうだな。

あとは、運用テストは、M社が入ったわけだから、M社とA社の運用テストとすべきだけど、M社の業務部門が業務プロセスを迅速に理解できるかどうか不安だから、以前のように1か月は到底無理だよなぁ。

僕は暫く考えながら、頭の中でM社が3月~4月の1か月の間で業務プロセスを理解できないために後工程であるA社、M社のそれぞれのデータ移行時期に影響が出てしまう事を考えて、頭を大きく振った。うわぁ、そんなんいややぁ~!う~ん、そんな事ならもっと余裕を持たすべきだな。うん、そうしよう(苦笑)

となると、ここは、A社とM社のデータ移行時期が6月最初からにしてもらうとすれば、3月から6月までの終了を2か月延長した稼働まで3か月間を運用期間とすれば、万一運用テストで発生する問題に対処する時間を確保できそうかなと考え、線引きを行った。

という事で、今までの作業項目に対する影響を考察できたかな。で、他となると・・・追加すべきM社合併対策項目だな。僕は、そういって少し深呼吸をした。

僕が以前のスケジュールから追記したのは、以下の2項目であった。

M社における業務プロセスの理解

M社データ移行

と、メモしながら改めて工数を考えてみる。

④はやはり、僕がそうしたようにN課長自信が最初に要件定義を理解してもらう必要があるな。で、その後に業務部門による業務プロセスの理解となるわけだけど、、、

正直、N課長の理解度とM社業務部門の理解度なんてわかるわけがない(苦笑)から、まぁここは臨機応変という事で、3月の運用テストまでに理解してもらうという流れにするかな。

そろそろリスケも完成しそうだな。っと安心しようとした瞬間、⑤のM社データ移行について、はたと、考えが停まった。

というのも、M社側の移行方式設計、および移行ツール開発においての開発時期をN課長と会話していなかったために、N課長側で工数時期の相互の合意が必要と思ったからである。

う~ん、こりゃあ勝手に線引きできないな。ふっと、軽くため息をついて僕は、N課長にもらった名刺を見乍ら連絡をした。

僕:『・・・もしもし、N課長ですか?今宜しいですか?実はですねぇ、御社(M社)のデータ移行についてお伺いしたい事があるんです。』

N課長:『あ、はい、なんでしょうか?』

僕:『え~とですね。私が今考えているのは、うち(A社)のデータ移行と御社(M社)のデータ移行についてなんですが、時期はともかく両社とも工程として、移行方式設計と移行ツール開発があると思うんです。』

N課長:『あ、はい、そうですね。たしか以前頂いた御社(A社)プロジェクトの開発スケジュールでは、移行方式設計を9月から始めて移行ツール開発終了が来年の1末までに終わらせて移行リハをやる線引きですね。』

そう言いながら、N課長は僕が以前送付したA社プロジェクト資料を見てくれているようである。

僕:『まさに!そう、その通りです。そこで御社(M社)の移行時期をどうするか考えた結果、どうせならうち(A社)と同じ頭とお尻にできれば移行リハーサルも並行で行えるんじゃないのかなと思ったわけです。』

N課長:『あぁ、なるほどですね。それで、うち(M社)でその期間で大丈夫かの確認という訳ですね。』

これを聞き、僕は、う~ん、N課長って先の考えを読むのが鋭くてやりやすいな。と思い、口調が和らいでしまった(苦笑)。

僕:『(笑)まぁそうなんです。いや、N課長、無理かどうかの確認という事ですけど、どうですか?』

N課長は、少し無言で、暫くして、う~んという声が聞こえてきて、何やら考えているようであったが、やがて、力強い声が聞こえた。

N課長:『B部長!今回私を任命して頂いて以来、うち(M社)の業務部門とはほとんど毎日のように打ち合わせという名目の質疑応答説明会を開催しているのですが、本日も丁度データ移行についての状況調査として、B部長側で作成されているスケジュールの期間を気にされてる方々がいらっしゃったので、むしろその時期を教えて頂ければこちらで調整できると思います。』

とN課長が答えた。

僕:『そうだったんですね。それでは、M社の基幹システムから新システムへのデータ移行時期については、移行方式設計及び移行ツールの開発の開始と終了時期をうち(A社)に合わせて9月~来年1月末までに完了としますね。あ、設計とツール開発の時期とか進捗管理はN課長に全面お任せいたしますので、よろしくです。』

N課長:『かしこまりました。お任せください!!』

・・・良かった、これでようやくリスケが纏まりそうだぞ。とひと安心しながら、

あ、そう、そう、と、僕は次のお願いをN課長にしようと思った。

 <次回、業務プロセスの理解に続く。>

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