はじめに。

このブログは決して読んで合格するような大それた内容ではございません。

ただ僕の勉強をここで日々ブログにしたらいいかなという他者に申し訳ない

緩い考えのブログですが、内容はちょっと(かなり?)コアですが、同じく

高度情報処理を勉強しようと思う方であればきっと中には楽しんでくれるかも。

少なくてもお堅いイメージの内容を面白おかしく印象的な解き方を手法とでき

ないかの研究も交えてなので、僕的には結構楽しんでます♪

注: 問題文を見ないと、何のことかわからないと思うのが欠点ブログとなっています(苦笑)。

なので、お手数ですが以下のサイトで対象年度の問題・解答などをダウンロードして頂ければと

思います。

過去問題(問題冊子・配点割合・解答例・採点講評) など

↑ PMは春期試験です。



H25・PM・午後1試験ストーリー 問3・本論2

本文は、プロジェクトマネージャ午後1試験の過去問を基に

ストーリーっぽくしてみたので、内容は多少脚色しています(笑)。

なるべく問題に影響のない範囲で楽しく記録できればと思います。

また問題文だけでなく解答の内容もストーリーに含まれています。

どの部分とかは特に明記しないので実際の回答を見て頂ければと思います(笑)。

 このストーリから午後1試験問題の内容が理解でき、問題の意図やモジュールとしてのパーツなどとしても午後2で活用できたら凄いかもです(苦笑)。

凄いかどうか不明ですが(苦笑)別ブログで試みてますので、

よろしければ(笑)

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 ■システム開発プロジェクトの企業合併に伴う計画変更ストーリー(って長い(笑))

本論2:新システムの方針

<前回の続き>

話は、またA社の僕(B部長)に戻ります。

はぁ~・・・

僕は、合併準備委員会の基本方針を受けて、思い出しながらため息ついてしまった。

僕:『いやぁ、想定していたとはいえ、来年の4月が6月に伸びただけで、肝心のM社の合併後のステークホルダの状況が全く見えないのはちょっと怖いかもな。』

僕は今回の新システムに対してリスケを行うにあたり、リスクとなる部分を洗い出して対策を講じようと思った。

僕:『え~と、確かM社の纏め役はN課長だったっけ。そういえば、N課長がM社の業務部門を纏めてたんだっけ?う~ん、そうだとしたら当然新システムはN課長を窓口としてM社の業務部門への説明などをやってもらった方が何かと都合がよさそうだな』

僕はそう思いながら、うち(A社)での業務部門の抵抗感を示して僕への攻撃が凄かった(笑)時のことを考えていた。

僕:『こりゃあ、N課長も苦労しそうだから、次の検討会までに何か手を打っておくべきだな。』

ーーー月日は過ぎ、検討会にて。

今回の検討会は、M社の部長とN課長の2名とTV会議で済ませた。

僕:『本日は前回のシステム検討会議で決まった、来年6月納期についての御社)M社)と合意事項の確認となります。』

M社部長&N課長:『はい』

僕:『え~皆さんがご存知のように既にうち(A社)で基幹システムの更改プロジェクトが進んでいた関係で、うちの業務部門との合意はとれております。そのため今回御社(M社)の業務部門が参入したとしても既に運用テスト開始時期をズラすことは考えたくないのですがそれもM社の業務部門の理解度合いに掛かるのです。』

N課長:『ちょっといいですか?』

僕:『はい、なんでしょう?』

N課長:『運用テストの頭は動かさないとしたら、お尻はのびると考えると思いますが、それだと間に合いそうですか?』

僕:『はい、まさに、そこがポイントなんですが、どんなに頑張っても来年の6月の移行までにはかかりそうな気がしますが、開始時期が早ければ早い方が良いです。』

N課長:『つまり、、、M社の業務部門の理解度が重要だという事ですね』

僕:『はい、仰る通りです。要するに、M社の業務部門が、新システムの業務プロセスを理解するためのスケジュールを別途設けて計画をする必要があります。それはつまり、3月からの運用テスト開始に間に合うかどうか、運用テストが開始できる時期を確定する必要があるからです。』

N課長:『なるほど、これはなかなか重要ですね。』

僕:『つきましては・・・』

僕は一呼吸おいて、続けた

僕:『御社(M社)の基幹システムから新システムへデータ移行を行うための体制や、スケジュールを計画する必要があって、、、』

また僕は一呼吸おいて、続けた 。

僕:『新プロジェクトのM者側の責任者としてN課長が適任だと思うのです。理由はご承知の通り、私が御社(業務部門)を説得するよりも、今まで慣れ親しんでいるN課長の方が良いにきまってるからです。』

M社部長:『そうですね。はい、仰る通りだと思います。よろしくお願いします。』

N課長:『B部長、必ずやうち(M社)の業務部門に理解してもらえるよう頑張ります。よろしくお願いします。』

いや、これはなかなか頼もしいぞ。僕は笑顔になって、

僕:『こちらこそ、これから何かとお願いすると思いますがよろしくお願いしますね。』

N課長:『はい、かしこまりました。それでは失礼します。』

TV会議は終了し、画面が切れた。

よ~っし、これで体制はそろったし、リスケの準備しないとな。

僕は席に戻る前に、親しい業務部門のD部長と丁度であったタイミングで、声を掛けた。

僕:『あ、Dさん、ちょっといいですかぁ』

D部長:『はい?あ、Bさんじゃないっすか、どうしました?』

僕:『すいません、例の新プロジェクトについてちょっとお願いがありまして。』

D部長:『なんです?』

僕:『いや、なに、実は、以前A社プロジェクトの件で、Dさんが僕に業務プロセス変更に対して真っ先に質問責めして来た事を思い出しましてね・・・』

そう言うと、急にD部長が苦笑いになって、

D部長:『やめてくださいよぉ、Bさん、あの時は僕も結構ほかの業務部門もいた手前、皆が納得していなかった空気を読んでの質問だったんですから・・・』

そう言って、D部長は逃げようとした(笑)。

僕:『あ、いえ、その事を責めようとしてるんじゃないんです。実は、結果的に全員が納得して頂けた点について何が良かったかを知りたいと思ったんです。』

そう言うと、D部長は動きを止め、僕の方を振り返った。

D部長:『え?あぁ、そうだったんですね。でも、どうしてまたそんな事を?』

僕:『実はDさんもご存知のように来年、M社と合併するわけなんですが、合併に当たって、向こう(M社)の業務部門からもDさんみたく質問攻めに会うかもしれない事を懸念してるので、理解した人の意見がとても参考になるなと思ったからです』

D部長:『なるほどねぇ、そういう事でしたら、後で纏めて連絡しますね。』

僕:『いやぁ、ほんと、助かります。』

そういってD部長と別れながら、僕は自席に戻った。

 <次回、新プロジェクトの開発スケジュールの検討に続く。>

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