H25・PM・午後１試験ストーリー 問2・序

☆はじめに

本文は、プロジェクトマネージャ午後1試験の過去問を基に

ストーリーっぽくしてみたので、内容は多少脚色しています（笑）。

なるべく問題に影響のない範囲で楽しく記録できればと思います。

また問題文だけでなく解答の内容もストーリーに含まれています。

どの部分とかは特に明記しないので実際の回答を見て頂ければと思います（笑）。

 このストーリから午後１試験問題の内容が理解でき、問題の意図やモジュールとしてのパーツなどとしても午後２で活用できたら凄いかもです（苦笑）。

凄いかどうか不明ですが（苦笑）別ブログで試みてますので、

よろしければ（笑）

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 ■プロジェクト計画の策定ストーリー

序章：

主人公Ｓ課長（以下、僕）の勤務しているＲ社は、通信事業者であるＣ社の情報子会社という事で、Ｃ社の個別システムの委託先という事になっている。

Ｃ社といえば、様々な事業分野にも進出し、急速に事業規模を拡大しており、経営状況を全社横断的に把握するシステムを整備する事が経営課題となっているようであるともっぱらの話題であった。

ある日の午後、僕はC社の経営管理部のD部長から昼飯の誘いを受けた。

実はD部長がまだ次長だった頃に別件で仕事をし、面識があったのだが、別件が終わってからは部長に昇格したという話を聞いたくらいだったので、誘いを受けたのは久しぶりの再会という事もあって少し驚いた。

D部長：『Ｓさん、ご無沙汰です。急に誘ってすいませんでした。もしかして予定とかありました？』

やはり僕の顔が少し強張ってたからか、気遣っているような口調だった。

僕：『え？いやぁ、とんでもないです。むしろ、光栄です。でも突然で少し驚きました。』

僕は前回D部長（当時次長）と一緒に仕事した頃を思い出し、笑顔になった。

D部長：『そうですね。でも、久しぶりなのに以前と変わってなくて良かったです』

そういってD部長はメニューに目を向けながら、話し始めた。

D部長：『いやぁ急に誘ったんで、なんかあるぞと思われたかもですが、実はそうなんです（笑）』

と笑顔で言いながら、僕の顔を見た。

僕：『あぁ、そうなんですね（笑）。で、ご用件というのは？』

D部長：『はい、Sさんも知っての通り、実はこのたびうち（C社）の経営課題という事で、全社横断的に把握するシステム整備するために、経営状況をモニタリングし、迅速な意思決定を支援する、通称モニタリングシステムを開発する事に決まったんですが、』

僕：『え？そうなんですか。』

D部長：『はい。それでうち（C社）のモニタリングシステムの責任者は経営管理部の私（D部長）となったんですが、開発側は、以前一緒に仕事した、御社（R社）のS課長（笑）にプロジェクトマネージャ（PM)をお任せ願えればと思ったのですが、どうでしょうか？』

僕：『えぇええ、そうなんですか。それって、私の上司は・・・』

D部長：『はい、もちろん承知していますよ。先ほど昼飯に誘うと話したら快く承諾して頂けましたので、内緒の依頼ではなくその点はオープンで大丈夫です。』

と、大きな声で笑いながら話した。

僕 ：『はい！そういう事でしたら、喜んで。で、開始予定はいつからですか？』

D部長：『はい、モニタリングシステムの個別システム化計画書は経営管理部が策定し次年度予算の承認を受けて４月から開始です。大丈夫そうですか？』

僕：『う～ん、そうですねぇ。まずは計画書を確認しない事には何とも・・・』

D部長：『まぁ、そうですよね。では昼食後に社に戻ったら、計画書をメールしますので確認して見てください。』

僕：『はい、かしこまりました。それではお待ちしています。』

D部長：『はい、また、よろしくお願いしますね～』

僕：『はい、こちらこそよろしくお願いします。』

２人は笑いながら、その後、懐かしい話などで盛り上がって、お互い自社に戻った。

 ーーー

という事で、モニタリングシステムの開発に向けてのプロジェクトが始まった。

 ＜次回、計画書の確認に続く。＞

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