H26・PM・午後1試験ストーリー 問3・結論
☆はじめに
本文は、プロジェクトマネージャ午後1試験の過去問を基に
ストーリーっぽくしてみたので、内容は多少脚色しています(笑)。
なるべく問題に影響のない範囲で楽しく記録できればと思います。
また問題文だけでなく解答の内容もストーリーに含まれています。
どの部分とかは特に明記しないので実際の回答を見て頂ければと思います(笑)。
このストーリから午後1試験問題の内容が理解でき、問題の意図やモジュールとしてのパーツなどとしても午後2で活用できたら凄いかもです(苦笑)。
凄いかどうか不明ですが(苦笑)別ブログで試みてますので、
よろしければ(笑)
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■生産管理システムの再構築ストーリー
結論:移行・運用方法の検討
<前回の続き>
僕は、H社から要望された、できるだけ業務に影響を与えずに新システムへ切り替えるための移行・運用方法を検討する事にした。
まずはやっぱり、データを移行するプログラムの検証タイミングをどこにするか?であるが、どうせなら総合テストの初期段階から本番データによる現システムとの処理結果の一致の確認の徹底を行った方が良いかと考えたが、どんなに徹底しても、本番データが現システムのすべてのケースをカバーしているわけではないだろうから、新システムが現システムの全ての仕様を網羅しているという保証は得られないかな。と考え直すことにした。
そうやって考えていくと、まずは移行後も一連の月次処理を行う1か月の間、現システムと新システムを並行で運用した方が良いかなと思った。
理由は、新システムの実装漏れや、両者の処理結果の不一致が発見。という、新システムのリスクに対応すべきであるからと思った。
リスクへの対応策としては、現システムの処理結果を使うか、現システムに切戻すかだよなぁ。
あとは、今回新たに作成した外部設計書についての決め事もきちんとすべきだなと考え、以下に纏めた。
1、新たに作成した外部設計書と新システムの実装機能の不整合は瑕疵扱いとする
2、瑕疵担保責任の期間内であれば無償対応
3、現システムの仕様のうち外部設計で洗い出せなかった仕様が発見された場合は追加開発とし、別途見積もりとする
今回、追加機能は別に委託するという事、移行運用の方法を検討する事、そして外部設計書内容についての瑕疵責任や無償及び追加有償かの規約を策定し、H社に提案という事でH社にメールで提示した。
暫くして、問題なしで了解したという旨のメールがH社から送られてきた。
これで、ようやく計画がまとまった。
さぁこれから開発メンバーを集めて計画を伝えるとするかな。
僕はそう独り言を言いながら、開発メンバーを召集した。
<以上、ストーリー終了。>
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